2017年3月16日 / Last updated : 2021年7月27日 管理者 自動車乗車中手記 ~癒されぬ輪禍より~ 「兄の死で崩壊しかけた家族」 札幌市 M・T 兄が私達家族の前から居なくなり、早いもので5年の月日が流れるように過ぎようとしている。 夏の雨の夜、運転するはずだった兄が何故か飲酒運転の車に同乗してしまい、兄だけが24年間の人生に幕を閉じてしまった。事故の数週間後 […]
2017年3月16日 / Last updated : 2021年7月26日 管理者 手記 ~癒されぬ輪禍より~ 「幸福な一家を崩壊させた交通事故」美唄市 宿南 さゆり 私の妹(30歳)は、夫(32歳)と長男(2歳)、年老いた母の4人で幸福な家庭生活を送っていました。 ある日の朝、妹はいつも通り会社に向かう夫を笑顔で見送りました。 その笑顔が、30分後には・・・、妹の夫は対向してき […]
2017年3月16日 / Last updated : 2021年7月26日 管理者 手記 ~癒されぬ輪禍より~ 「なぜ、どうして・・・・」 江別市 山田 昌子 交通事故は恐ろしいです。6歳の孫が命を断たれて2年9ヶ月ですが、悲しいばかりです。 家の中に姿が消え、声も無くなった時、遺族も生きる力を失いました。私は、食べるから生きている、生きているから食べるだけの毎日になってし […]
2017年3月16日 / Last updated : 2021年7月26日 管理者 歩行中手記 ~癒されぬ輪禍より~ 「あの日から」 真狩村 気田 光子 あれからもう20年になります。その間に娘の成人、結婚、父親の障害が原因の息子へのいじめ、本当に色々な事がありました。子供達には、「お父さんの代わりは出来ないが、お母さん精一杯頑張るから協力してね。」 1日1日の過ぎて […]
2017年3月16日 / Last updated : 2021年7月27日 管理者 歩行中手記 ~癒されぬ輪禍より~ 「花嫁姿、夢と消えた雨の夜」 札幌市 中川 俊男 姪の十三回忌が今年の3月22日、しめやかに行われた。 思い出に新たに涙の1日でした。 良縁に恵まれ、結婚式も決まり、両家には喜びの日々が悪魔に似た1人の運転手によって、姪は呪うように昇天して行っただろう。一家は奈落 […]
2017年3月16日 / Last updated : 2021年7月27日 管理者 歩行中手記 ~癒されぬ輪禍より~ 「おやじと行った海が見える」 旭川市 Y・A 私は、青信号で横断歩遣を渡っている。右折の車2台がスピードも落とさず、連なって私の前を横切ってゆく。2台の車の運転者は若い仲間達のようだ。 私は、彼らを睨みながら、「あんた達に挙げる命なんか一つもないんだからね」と心 […]
2017年3月16日 / Last updated : 2021年7月26日 管理者 歩行中手記 ~癒されぬ輪禍より~ 「ある日突然に」 浦河市 富田 富久 平成10年11月5日(木)、晴れ、朝トントンと食事の支度、まな板の音に起き出す。妻は洗濯を終え朝食の準備に取りかかる。 今朝は好い天気だ。秋も通り過ぎようとしている平和な一日の始まりだ。6時朝食、わが家の日課の始まり […]
2017年3月16日 / Last updated : 2021年4月5日 管理者 手記 ~癒されぬ輪禍より~ 「僕は、たった7歳で逝きたくなかった」釧路市 佐藤 芳枝 僕は、何も悪いところは無かったのに、前方不注意の運転手の為に、明日、小学2年生になるという日に、7歳で優しい家族、お父さん、お母さん、雅、おじいちゃん、おばあちゃんと別れることになってしまった。どうしても、悲しくて、寂 […]
2017年3月16日 / Last updated : 2021年7月26日 管理者 自動車乗車中手記 ~癒されぬ輪禍より~ 「父と母へ」 旭川市 長瀬 初美 ある日突然に、私の父と母は逝ってしまった。 平成10年2月28日、父と母が乗っていた軽トラックに、一時停止を無視した乗用車がぶつかって来たのです。母は即死。父は手術中に亡くなりました。 昨日まであんなに元気にして、 […]
2017年3月16日 / Last updated : 2021年7月27日 管理者 自動車乗車中手記 ~癒されぬ輪禍より~ 「面影を偲びて」 札幌市 佐川 昭彦 毎日のように繰り返される交通事故。走る凶器と騒がれて半世紀、「気を付けねば」と自身に言い聞かせた矢先。耳を疑う交通事故の知らせ。気も動転し、駆けつけた病院で「つい先程、お亡くなりになりました」との宣告。それも、夫婦揃っ […]
2017年3月16日 / Last updated : 2021年7月27日 管理者 手記 ~癒されぬ輪禍より~ 「息子が生きた証を」 札幌市 E・G 連絡を受け、病院へ駆けつけると、すでに白い布が・・。信じられない。ただ、茫然と涙も出ない。 慌ただしく葬儀の準備が進む毎に、涙が止まらなくなる。納骨までの間、寝床に着くと、除夜の鐘の音が遠くで聞こえる・・・。 その […]
2017年3月16日 / Last updated : 2021年7月27日 管理者 手記 ~癒されぬ輪禍より~ 「たった一人の一年生」 京極町 K・S 昭和57年12月、元気にわが家の三男坊として授かり、元気に、素直に育っていました。 平成元年4月、この年は、たった一人の1年生ということで話題になり、テレビ、新聞などにも出た年で、わが家の子もたった一人の1年生だった […]
2017年3月16日 / Last updated : 2021年7月26日 管理者 手記 ~癒されぬ輪禍より~ 「突然、なんの前触れもなく主人は・・・」釧路市 M・H 私は、昨年10月に突然主人を亡くした。あれから半年過ぎた今も苦しんでいる。さっきまで一緒に生活していた人が、何の前触れもなく死んでしまった。どうして、こんな事になってしまったんだろう。どうして何にも悪いことしてないのに […]
2017年3月16日 / Last updated : 2021年7月27日 管理者 歩行中手記 ~癒されぬ輪禍より~ 「B子ちゃんが逝く」 札幌市 T・N 平成9年6月中旬、青葉、若葉の芳香ただよう薄暮時の事故である。 電話が鳴り響く、直ちに受話器を取る。孫の両親からである。その声は、途切れ、途切れで震えているので、普段の様子ではないと思った。 「・・・子が死んじゃっ […]
2017年3月16日 / Last updated : 2021年7月27日 管理者 手記 ~癒されぬ輪禍より~ 「誠意ってなんですか? それはお金ですか?」室蘭市 及川 正子 「誠意ってなんですか?それはお金ですか?」加害者の口から出たこの言葉私の頭から一生消え去る事はないでしょう。 人間として最も大切にしなくてはいけない人の命と事故を起こした責任感と罪悪感が軽視され、事故を起こしたら保険 […]
2017年3月16日 / Last updated : 2021年7月27日 管理者 自転車乗車中手記 ~癒されぬ輪禍より~ 「交通指導の情熱」 札幌市 輪島 栄子 昭和45年7月20日、私の兄は35歳の若さで、暴走車に命を奪われました。 兄は、当時、留萌小学校の教師でした。交通指導係を受け持って2年目でした。通学路の歩き方、路上で遊ばない、風雨の時の歩き方など、交通指導日には必 […]
2017年3月15日 / Last updated : 2021年7月27日 管理者 自動車乗車中手記 ~癒されぬ輪禍より~ 「甥の交通事故」 旭川市 H・O ある日曜日の朝、甥が交通事故に遭ったと言う知らせ。詳細が判ったのは、それから数時間後。 仲間4人でドライブ中、カープを曲がり切れず電柱に激突、後部席にいた甥は頭部を強打して即死。他の仲間3人は無傷だったとのこと。甥は […]
2017年3月15日 / Last updated : 2021年7月26日 管理者 自転車乗車中手記 ~癒されぬ輪禍より~ 「菜摘へ」 札幌市 横山 裕子 莱摘、元気ですか? 今、何をしていますか? 寂しくないですか? ごめん、ママは精一杯元気にしているけれど、円香のいないところでこっそり泣いています。菜摘、何をしてほしいですか? 私のやっていることは、菜摘にとって良い […]
2017年3月15日 / Last updated : 2021年7月26日 管理者 手記 ~癒されぬ輪禍より~ 「安心してネ、チーちゃん」 札幌市 亀田 美紀子 「チーちゃん、お誕生日おめでとう」5月12日は、あなたの21回目のお誕生日ですね。あなたが生まれた日の幸せな気持ちで想い出しています。しかし、あなたがいなくなってしまってから今年で4回目の誕生日を迎えました。花を手向け […]
2017年3月15日 / Last updated : 2021年7月27日 管理者 手記 ~癒されぬ輪禍より~ 「母の死」 八雲町 山田 久子 交通事故、この言葉は、生まれてからすぐ耳にしていた言葉でした。私自身、運転手でありますが、交通事故だけは避けたいと思い、運転しているつもりです。 平成9年12月27日、母は交通事故で死亡しました。死ぬ10分前まで生き […]