2017年3月15日 / Last updated : 2021年7月27日 管理者 自動車乗車中手記 ~癒されぬ輪禍より~ 「貴方」 札幌市 M・M 「まだ、死ねないね。だってまだやりたい事が沢山あるもん」と、新聞やニュースで悲しい事件や事故を見聞きする度、貴方はこうもらしていた。自分の未来に大きな夢を持ち、それを実現する力も十分あったのに、砕け散るには一瞬の出来事 […]
2017年3月15日 / Last updated : 2021年7月26日 管理者 バイク乗車中手記 ~癒されぬ輪禍より~ 「社会貢献できなかった息子。残念でならない。」 深川市 伊藤 博明 平成7年11月14日、青森大学2年生の長男はアルバイト先の靴屋さんから自動二輪のバイクに乗って下宿に帰る途中、地理不案内で蛇行しながら走行してきた乗用車が前をよく見ないまま農道に入ろうと右折したために、センターライン寄 […]
2017年3月15日 / Last updated : 2021年7月27日 管理者 手記 ~癒されぬ輪禍より~ 「交通事故で亡くなったボーボー」 札幌市 T・N お姉ちゃん2人の次にやっと生まれた男の子。みんなの喜びは、それはそれは、大変だったよ。あだ名は、ボーボー。 決して人より優れている所はないけれど、ノンビリ屋で、笑顔のかわいい男の子。お父さんとお母さんが、おじいちゃん […]
2017年3月15日 / Last updated : 2021年7月27日 管理者 自動車乗車中手記 ~癒されぬ輪禍より~ 「一瞬にして、両親そして姪の命も・・」 栗山町 H・K あれは忘れもしない13年前、昭和62年10月27日、秋晴れ、とても陽がまぶしかった。私は、いつも忙しくて朝の事は鮮明に覚えています。農業を営んでいる両親から頂いた新ジャガイモを会社に持っていこうと蒸しながら仏壇に参って […]
2017年3月15日 / Last updated : 2021年7月27日 管理者 自動車乗車中手記 ~癒されぬ輪禍より~ 「娘よ、今どこに」 札幌市 水野 美代子 交通事故、毎日のようにテレビ、ラジオや新聞で見聞きしているが、まさか自分に降り懸かってこようとは。 事故の電話連絡を受けたときには、腰の力が抜けていくような、何が起こったのかと頭の中がからっぽの状態でした。 平成4 […]
2017年3月15日 / Last updated : 2021年4月5日 管理者 自動車乗車中手記 ~癒されぬ輪禍より~ 「あの悪夢の出来事」 上川町 小西 めぐみ あの悪夢の出来事から4度目の春を迎え、貴宏は今頃どう過ごしていますか。こちらは、桜も咲きやっと春がやって来ました。 季節が変わった今でも「ただいま」と玄関を開けて帰って来るような気がし、ふっと目頭が熱くなります。 […]
2017年3月15日 / Last updated : 2021年7月26日 管理者 手記 ~癒されぬ輪禍より~ 「妹」 札幌市 松井 美香 平成10年6月26日、私は交通事故で妹を失った。前日の夕方、学校から帰宅し、買い物に行った帰りの事故だった。妹はまだ17歳でした。 これから沢山の人に出会い、沢山の楽しい事があり、いつか大切な人と結婚してと、いろいろ […]
2017年3月15日 / Last updated : 2021年7月27日 管理者 バイク乗車中手記 ~癒されぬ輪禍より~ 「大典鎮魂」 美唄市 吉岡 稔 今から13年前の4月12日の真夜中、東京の宿舎で私は妻から「大典が交通事故で死んだって、遺体を確認してほしい……」と、微かにそう聞き取れたような電話を受けた。 当時、息子は、同志社大学の3回生になったばかりだった。そ […]